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「あなたの借金、いくら減るか30秒で診断」。
TikTokを開いても、YouTubeを開いても、ニュースアプリを開いても、この手の広告が出てくる。正直、うざい。そして少し不気味だ。「なんで俺にばっかり出てくるんだ?スマホに借金がバレてるのか?」と。
私は借金500万円の当事者なので、フィードは本当にこの広告だらけだ。この記事では、なぜあの広告が自分にばかり出てくるのか(仕組み)、どうすれば減らせるのか(消し方)、そしてあの広告の中身が何なのかを、当事者の立場から短くまとめる。
なぜ自分にばかり出てくるのか(借金がバレたわけではない)
先に結論を言うと、広告主があなたの借金残高を知っているわけではない。
SNSやニュースアプリの広告は、行動ターゲティングで配信されている。検索した言葉、見た動画、止まって読んだ投稿、年齢層や時間帯。そうした行動データから「お金に困っていそうな人」をアルゴリズムが推定して、広告枠を買っている業者の動画を流す。
だから、節約系の動画を見ただけでも出るし、深夜にスマホを触っているだけでも出やすくなる。借金がない人にも普通に配信されている。「自分にばかり出る」のは、借金がバレたからではなく、あなたの行動パターンが広告主の狙う層と重なっているからだ。
私の場合は心当たりしかない。FXで268万円を溶かしたあと、投資系の動画を延々と見続けた。その結果、フィードは投資詐欺まがいの儲け話と借金減額広告のサンドイッチになった。アルゴリズムは「負けている人間」を正確に見つけてくる。
うざい借金減額広告の消し方
完全にゼロにする方法はないが、減らすことはできる。
- 広告ごとに「興味がない」を押す:TikTok・Instagram・YouTubeなど主要アプリには、広告の「…」メニューやリンクから「興味がありません」「この広告を表示しない」を選ぶ機能がある。地味だが、押し続けると配信は目に見えて減る
- 広告設定(アドセンター)を見直す:GoogleやMeta(Instagram/Facebook)には広告表示をコントロールする設定ページがあり、興味カテゴリの調整や特定広告主のブロックができる
- トラッキングを切る:iPhoneなら設定→プライバシーとセキュリティ→トラッキングで、アプリからの追跡許可をオフにできる。アプリ横断の追跡が減れば、ターゲティングの精度も落ちる
ただし、債務整理系は広告主の数が多く、1社をブロックしても別の業者の広告が入ってくる。「種類ごと完全に消す」のは現実的には難しい、というのが押し続けた人間の実感だ。
そもそもあの広告の中身は何なのか(仕組みとからくり)
30秒だけ説明すると、あの「減額診断」は、弁護士事務所・司法書士事務所(またはその集客を請け負う業者)への問い合わせフォームだ。診断という名前がついているが、実態は相談の入口で、入力した情報をもとに債務整理(任意整理など)の提案につながっていく。
仕組み自体は合法的な法律手続きにつながっている一方で、広告の演出には「全額免除にできちゃった」のような、法律の仕組みからすると成立しない誇張も混ざっている。実際にTikTokで流れてきた広告4本を録画して全部書き起こし、どこまでが本当でどこからが誇張か、広告に出てくる士業風の女性は誰なのか、まで検証した記事を別に書いたので、中身が気になる人はそちらを読んでほしい。
→ 「借金減額診断」は怪しい?借金500万の私がやらなかった理由と本音
「うざい」だけじゃなく、心当たりもある人へ
広告がうざいと感じながら、画面を閉じる前に一瞬指が止まった人。返済が毎月ギリギリで、利息ばかり払って元本が減っていないなら、広告経由でなくても相談の窓口はある。
国が運営する法テラスなら、収入が一定以下の場合に無料の法律相談や弁護士費用の立て替え制度が使える。広告で知らない業者に個人情報を渡すのが嫌なら、まずここからでいい。
いきなり電話で話すのがきつい人は、匿名のシミュレーターで数字だけ確認するところからなら始められる。
ちらいふく(借金減額シミュレーター) — 無料・匿名で減額可能額が分かります。
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参考情報:法テラス(法律相談窓口) / 国民生活センター / 金融庁(暮らしとお金)

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