※当ページは広告(PR)を含みます。掲載サービスにはアフィリエイトリンクを使用しています。本記事は一般情報提供と私個人の体験の共有を目的としたものであり、医療判断を代替するものではありません。診断・治療は必ず医師に相談してください。
会社のことを考えると胸がざわつく。朝、体が動かない。動悸、吐き気、涙。頭では「行かなきゃ」と思っているのに、体が全力で拒否してくる。
そして検索するわけです。「仕事 拒否反応 病院」——何科に行けばいいのか分からないから。
先に答えを書きます。心の不調が主なら心療内科または精神科です。私(宮瀬圭介)はパニック発作を経験したあと、朝泣きそうになりながら出勤する状態が続き、心療内科に行きました。「これくらいで病院なんて大げさじゃないか」と受診を先延ばしにした期間が、いま振り返るといちばんもったいなかった。この記事では、何科に行くかの整理と、私が実際に受診したときの流れを書きます。
何科に行くか|迷ったらこの整理
- 心療内科——ストレスが体の症状(動悸・胃痛・不眠など)に出ているときの窓口。心と体の両方を見ます。
- 精神科——気分の落ち込み、不安、パニックなど、心の症状が主なときの窓口。
- まず内科でもいい——動悸や吐き気が強くて、体の病気の心配が先に立つなら、内科で体の異常がないかを調べてから紹介してもらう順番もあります。
実際には心療内科と精神科を併設しているクリニックが多く、どちらか迷って動けなくなるくらいなら、通いやすい方に電話してしまうのが正解です。「仕事のストレスで、朝動けない・涙が出る」と伝えれば、受け皿が違っても院内で調整してくれます。
私の記録|初診はこんな流れだった
参考までに、私の初診の体験を書きます(クリニックによって違いはあります)。
- 予約——メンタル系のクリニックは予約制が多く、初診は数日〜数週間待ちのこともあります。つらいときほど早めに電話だけしておくのが大事です。
- 問診票——いつから、どんな症状が、どんな場面で出るか。眠れているか。食べられているか。
- 診察——医師と話します。私は「うまく説明できなかったらどうしよう」と身構えていましたが、実際は問診票に沿って聞いてくれるので、話せる範囲で話せば成立しました。泣きそうになった朝のことを、そのまま言えばいい場所でした。
- その後——状態の説明と、治療や休養の方針の相談。必要に応じて薬の話や、仕事を休むことについての相談ができます。
ひとつ、当事者として伝えたいことがあります。診察室で「仕事がつらい」と口に出したとき、それまで「甘えかもしれない」と自分を疑い続けていたものが、相談していい事柄として扱われたこと自体に、救われた感覚がありました。
診断書と「休む」の話
働けない状態だと医師が判断すれば、診断書(傷病手当金の申請では医師の意見書)を書いてもらえます。これがあると、あなたの不調は「気合いの問題」から「手続きの対象」に変わります。会社を休む・休職する・傷病手当金を申請する——すべての出発点が受診です。
お金の面も先に知っておいてください。健康保険の傷病手当金は、条件を満たせば給与のおよそ3分の2が通算1年6ヶ月支給されます。全体図は「傷病手当金をもらって退職する手順|辞める前の全体図」に、休むことへの罪悪感については「休職は迷惑で甘え?罪悪感で休めなかった私の答え」に書きました。
また、通院が続く場合の医療費には、自立支援医療(精神通院医療)という公的制度があり、対象になれば自己負担が原則1割に軽減されます。対象かどうかは受診先やお住まいの自治体で確認できます。
受診をためらっているあなたへ
「もっと重い人が行く場所じゃないのか」「診断がついたら人生が変わってしまうんじゃないか」——私が先延ばしにした理由はこの2つでした。
実際に行って分かったのは、逆だったということです。重くなってから行くより、軽いうちに行く方が、治療も生活の立て直しも選択肢が多い。そして診断がついて変わったのは人生ではなく、自分を責める時間が減ったことでした。拒否反応は、あなたの性格の欠陥ではなく、環境と負荷への体の反応です。反応には、対処があります。
休む・辞めるまで視野に入っているなら、お金の段取りを先に確認しておくと、療養に集中できます。
よくある質問
仕事への拒否反応くらいで受診してもいいのですか?
いいです。私も「これくらいで」とためらって先延ばしにしましたが、受診してみると、朝の涙や動悸は十分に相談していい症状として扱われました。体が拒否するほどの状態を「くらい」と呼ぶ必要はありません。
病院に行く時間が取れません。オンラインでも受診できますか?
オンライン診療に対応するメンタル系クリニックもあります。オンラインで相談する場合の確認ポイントは「オンラインカウンセリング注意点|受ける前の7確認」にまとめました。まず外に出る気力がない、という状態でも入口はあります。
診断書をもらったら、必ず休職しないといけませんか?
いいえ。診断書は選択肢を増やすものであって、行動を強制するものではありません。働き方の調整(残業制限など)の相談に使うこともできます。どう使うかは、医師と相談しながらあなたが決めることです。
ひとりで抱えないでください
もし「消えてしまいたい」と感じるほど追い詰められているなら、受診の予約より先に、いま話せる窓口を頼ってください。
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」(電話・SNS相談の一覧)
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・無料)
- いのちの電話:0570-783-556


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