ゴミ屋敷の片付け費用と業者の選び方|ADHDで部屋が崩壊した体験談

私の部屋は何度かゴミ屋敷になりかけたことがある。

ADHD傾向がある私は、片付けが極端に苦手だ。ゴミを出す曜日を忘れる。「あとで捨てよう」と思った段ボールが半年間放置される。床に物が積み上がり、足の踏み場がなくなる。ある時、玄関を開けた瞬間に「これはまずい」と思った。友人も恋人も呼べない部屋。自分でもどこから手をつけていいか分からない状態だった。

結局、自力で片付けるのを諦めて業者に頼んだことがある。この記事では、ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する場合の費用・業者選びのポイント・自力と業者の判断基準を整理する。

目次

ゴミ屋敷の片付け費用はいくらかかるのか

ゴミ屋敷の片付け費用は、部屋の広さとゴミの量で大きく変わる。目安は以下の通りだ。

間取り費用目安作業時間の目安
1R・1K3万〜10万円2〜4時間
1DK・1LDK5万〜20万円3〜6時間
2DK・2LDK10万〜35万円4〜8時間
3DK以上15万〜50万円以上1〜2日

幅が大きいのは、ゴミの量と種類によるためだ。生活ゴミだけなら安いが、家電リサイクル対象品(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン)が含まれると、リサイクル料金が追加で発生する。

私が1Kのアパートを片付けてもらった時は、約7万円だった。床が見えなくなるほどゴミが積み上がっていたが、作業員2人で3時間ほどで片付いた。自分では半年かかっても終わらなかったものが、3時間で終わる。あの時の安堵感は今でも覚えている。

なぜ自力で片付けられないのか

「業者を呼ぶ前に自分でやれよ」と思う人もいるだろう。私もそう思っていた。でも、以下のような状態の人にとって、自力での片付けは現実的ではない。

ADHD傾向がある場合

ADHDの特性として「先延ばし」「実行機能の低さ」「優先順位がつけられない」がある。片付けを始めても、途中で別のことが気になって手が止まる。30分やって疲れてやめる。翌日にはやる気がなくなっている。これを何百回と繰り返してきた。

片付けられない自分を責める前に読んでほしい話」に詳しく書いたが、片付けられないのは「怠け」ではなく、脳の特性の問題だ。

うつ状態にある場合

うつ状態では、ゴミをゴミ箱に入れるという行為すら難しくなる。ベッドから起き上がるのがやっとの状態で、何袋分ものゴミを分別して運び出すのは不可能だ。

物理的にゴミが多すぎる場合

天井近くまでゴミが積み上がっている場合、個人で対応するのは安全面でも危険だ。害虫が発生している場合も、防護具なしでの作業は健康リスクがある。

業者の選び方

ゴミ屋敷の片付け業者は数多く存在するが、中には悪質な業者もいる。以下のポイントを確認する。

1. 見積もりが無料かどうか

まともな業者は見積もり無料が基本だ。見積もりに費用がかかる業者は避けた方がいい。

2. 追加料金の有無

「作業後に追加料金を請求された」というトラブルは多い。見積もり時に「この金額以上は絶対にかからない」と明言してくれる業者を選ぶ。

3. 一般廃棄物処理業の許可

家庭から出るゴミを回収するには「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要だ。許可を持っていない業者は、ゴミを不法投棄するリスクがある。許可番号を公開しているか確認する。

4. 複数業者で比較する

1社だけの見積もりで決めてはいけない。最低でも2〜3社から見積もりを取る。私は面倒くさくて1社で決めてしまったが、後から調べたら相場より高かった可能性がある。比較サイトを使えば、一度の入力で複数社の見積もりが取れる。

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自力と業者の判断基準

すべてのケースで業者を呼ぶ必要はない。以下の基準で判断する。

自力で対応できるケース

  • ゴミの量がゴミ袋10袋以内
  • 大型家具・家電の処分が不要
  • 害虫が発生していない
  • 週末2〜3日の時間が確保できる
  • 手伝ってくれる人がいる

業者に頼むべきケース

  • 床が見えない状態が6ヶ月以上続いている
  • 異臭がする、害虫が発生している
  • 大型家具や家電の処分が必要
  • 退去日が迫っている(時間がない)
  • 精神的に片付けを始められない状態

私の場合、5つすべてに当てはまっていた。「精神的に片付けを始められない」が最大の理由だった。部屋の惨状を見るだけで気分が沈み、見ないふりをして外出する。この繰り返しを断ち切るには、他人の力を借りるしかなかった。

片付け後に気をつけること

業者に片付けてもらった後、部屋はきれいになる。問題は、そこから再びゴミ屋敷化しないようにすることだ。

私が実践して効果があったのは以下の3つだ。

1. 物を減らす

そもそも物が多いと散らかる。「いつか使うかも」で取っておいた物は、99%使わない。片付けの後に残った物をさらに半分に減らすくらいでちょうどいい。

2. ゴミ出しのルーティンを固定する

ADHDの私は「ゴミ出しの曜日を覚えていられない」ので、スマホのリマインダーを設定した。前日の夜にアラームが鳴る。これだけでゴミ出し忘れが大幅に減った。

3. 「完璧にきれいにしよう」と思わない

床にゴミがなければOK。テーブルの上が少し散らかっていても気にしない。ハードルを下げることで、片付けが「できないこと」から「まあまあできること」に変わった。

お金がない場合の選択肢

業者の費用が出せない場合、以下の方法がある。

  • 自治体の粗大ゴミ回収:1点あたり数百円〜数千円。最も安い。ただし予約が必要で、2週間以上待つこともある
  • 分割払い対応の業者:クレジットカードの分割払いに対応している業者もある
  • 社会福祉協議会:生活困窮者向けの支援制度がある。自治体によっては片付け支援を行っている場合もある

また、持ち家の場合は「火災保険」で家の修理費が出る可能性がある。台風や雪で壊れた屋根や外壁は、火災保険の補償対象だ。詳しくは「火災保険で家の修理費が出る?申請していない人が大半という事実」に書いた。

まとめ

  • ゴミ屋敷の片付け費用は1Rで3万〜10万円が目安
  • 見積もりは必ず複数社で比較する
  • 自力で無理なら迷わず業者に頼む(自分を責めない)
  • 片付け後のリバウンド防止が一番大事

ゴミ屋敷は「恥ずかしい」「人に知られたくない」と思って一人で抱え込みがちだ。でも、業者は毎日ゴミ屋敷を片付けている。プロにとっては日常業務であり、あなたの部屋を見て驚くことはない。


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※ 精神的につらい場合は、一人で抱えずに専門機関に相談してください。厚生労働省 こころの相談窓口

この記事を書いた人

宮瀬圭介(みやせ けいすけ)

ADHD診断済みの30代男性。FXで268万円の損失、借金500万円からの生活再建中。 プロフィール詳細 →

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この記事を書いた人

ADHD診断済みの30代男性。FXで268万円の損失、借金500万円からの生活再建中。機能不全家族・ADHD・借金について当事者視点で発信しています。

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