FXトレーダーの“ポンド戦士”こと「もちぽよ」さんが販売しているサインツール『もちぽよアラート』は、裁量トレード用であることもあり“勝てない”のではないかと心配している人や、実際にまだ勝てていない人も一定数おられることと思います。
筆者もその一人でした。しかし、もちぽよさんも強く推奨する“検証”を粘り強く繰り返した結果、ついに必勝法へと迫り得る独自の戦略を見つけることができました。今回はその戦略を、見出した経緯も含めて全て公開したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。(ただしこのページで紹介する手法はもちぽよさん自身が主張しているものではないのでご注意ください。)
プロローグ:切り返しの多い「ポン円」、ドル円主導の円キャリに巻き込まれて⁉︎勝てない問題
まず「もちぽよアラート」に取り組み始めた当初のお話を赤裸々にします。当時、相場デビューしたタイミングがちょうど、【クロス円が円安】となるいわゆる“円キャリ相場”でした。
ダウ理論やEMAなどの当てはめが得意でなかったということもあり、それだけが理由かは定かではありませんが、少なくともドル円主導によって高騰していく日が大半でした。ゆえに例えば、キリ番(ラウンドナンバー)を30pipsほどオーバーランしたり、ぶっちぎることもしばしば。テクニカルが効かないと感じることがしばしばありました。
ここで筆者はクロス円の様々な特徴に気づきます。もちろん地合いにもよりますが、とにかく切り返しが多く、チャートの形状が見にくいこと。またショートのスピードが異様に速いこと。さらに、高値切り上げ・安値切り下げによるトレンドの継続もポンドル(ポンド/ドル、GBP/USD)に代表されるクロスドルよりは少ないこと。加えて、とりわけポン円(ポンド/円、GBP/JPY)はとにかくボラがデカいこと。総括すると、「これは初心者には向いていない。そして地合いも悪い」と感じたのでした。
そこで次に筆者は、ポンドルに目を向けます。これが、なんと美しいチャート形状を織り成していることか。幾何学的であり、左右対称的であり、フラクタルである。まさに初心者にうってつけの通貨ペアだと確信しました。
そこから筆者は、ポン円ではなくポンドルのみを見るように心掛けました。その中でとりわけ、時間帯をチェック。ロンドン時間、ニューヨーク時間、ロンパチ、ロンフィク、日本時間…それぞれにおける値動きの特徴をじっくり観察しました。またこの時、実際に欧州に旅行したことも、現地の時間に現地の実需筋が確かに動いていることを実感する契機となりました。
本題:ポンドルに見出した必勝法に迫る戦略。
そして数ヶ月の研究期間を経てついに、筆者はポンドルの必勝法へと迫る戦略を見出すことができました。それは、「もちぽよ理論」と「もちぽよアラート」に立脚しつつも、それに独自の絞り込み条件を加えたものでした。
実際に使用しているエントリー品質管理チェックシート
それでは筆者がエントリー時に実際に使用しているシートをこのページで特別に公開させていただきます。
N時間足の売買サインが来た。(N≧15)
エントリーする前に落ち着いて今の環境がルールの状態にあるか確認しよう。
- N時間足のEMAは収束しており、3つの幅が狭く1点になる、または平行線になっているか。
- RCIの短期曲線はpeak±90を打った後で、±60の数値を上からまたは下から突き抜けているか。
- RCIの中期、できれば長期がピークに達した後で、中期や長期が中途半端な数値でないか。
- N時間足以下の時間の足で、レギュラーダイバージェンスは発生しているか。
- N時間足以上の時間の足で、ヒドゥンダイバージェンスは発生しているか。
- チャートとMACDを比較する点のRCIの数値はピークを打っているか、妥当な比較であるか。
- 損切りできるラインが設定できそうか。(高値、安値更新)
- ロングは欧州時間16:00〜1:00 ショートは23:30〜3:00、実需筋の時間に対応しているか。
- グランビルの法則の中で適したエントリーポイントに該当しているか
- ダウ理論(切り上げ・切り下げによるトレンド継続)に準じているか
この10個のチェック項目の中の幾つに当てはまっているかを見ます。より多い方がエントリーでの利益獲得の確度が高いと筆者は考えています。目安ですが、6個以上の該当項目があるとエントリーに値する局面だと考えてよいと思っています。
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