退職代行を使いたい。でもお金がない。
私は借金500万を抱えながら、仕事のストレスで限界を感じていた時期がある。「辞めたい」と思っても、退職代行の費用すら捻出できない状況だった。2万円が出せない。そういう切実なタイミングは、実際にある。
調べてみると、「後払い」で使える退職代行サービスが存在した。さらに、通常の退職代行でも1万円以下で使えるサービスがある。この記事では、お金がない状況で退職代行を使う方法を、借金当事者の目線で整理する。
退職代行の費用は本当に「2〜5万円」なのか
退職代行の料金相場は、民間企業型が1〜3万円、労働組合型が2〜3万円、弁護士型が5〜10万円だ(詳しくは「退職代行の料金はいくら?借金500万の私が本気で調べた相場と選び方」にまとめた)。
大半の人は2〜3万円で済む。これが「一般的な」答えだ。
でも、借金を抱えている人間にとっては2万円も大きい。家賃と食費を払ったら残らない。クレジットカードの限度額もとっくに使い切っている。そういう人が「辞めたいけど辞められない」状態に追い込まれる。
結論から言えば、今は「お金がなくても使える」退職代行がある。
後払い対応の退職代行「即ヤメ」
「即ヤメ」は、後払い専門の退職代行サービスだ。退職が完了してから料金を支払う仕組みになっている。
即ヤメの特徴
- 完全後払い:退職が完了するまで費用が発生しない
- 退職できなければ0円:成功報酬型なのでリスクがない
- 即日対応:最短で当日に退職の意思伝達が可能
- 24時間対応:深夜に「もう限界」と思った時でも相談できる
お金がない状態で退職代行を使いたい場合、最も現実的な選択肢だと思う。手元に1円もなくても使える。
即ヤメ(後払い退職代行) — 退職完了まで費用ゼロ。後払いで対応。
後払いのデメリットはあるか
後払いだからといって、サービスの質が下がるわけではない。ただし、いくつか確認しておきたい点がある。
- 支払い期限:退職完了後の支払い期限を事前に確認する
- 料金総額:後払いだからといって割高になっていないか確認する
- 対応範囲:有給消化の交渉や退職日の調整がどこまで可能か確認する
退職後は失業保険を申請すれば、最短で退職から約1ヶ月後に給付が始まる(自己都合退職の場合は2ヶ月の待機期間あり、だが2025年の制度改正により短縮されるケースも増えている)。後払いの支払い原資は、失業保険や最後の給与から確保できる場合が多い。
お金がない人向け:低価格の退職代行サービス
後払いにこだわらなくても、1万円以下で利用できる退職代行がある。少しでも手元にお金があるなら、こちらも検討してほしい。
辞スル:1万円で全額返金保証つき
「辞スル」は料金10,000円の退職代行サービスだ。弁護士監修で、全額返金保証がつく。
- 料金:10,000円(税込)
- 全額返金保証:退職できなければ全額返金
- 弁護士監修:法的なリスクを回避する体制がある
- LINEで無料相談:依頼前に相談できる
1万円という価格は、退職代行の中で最安クラスだ。しかも全額返金保証がある。「失敗したら1万円が消える」という恐怖がない。
退職代行 辞スル(全額返金保証つき) — 弁護士監修。LINEで無料相談。
弁護士法人みやび:8,800円で弁護士対応
「弁護士法人みやび」は、弁護士が直接対応する退職代行サービスだ。料金は8,800円。
弁護士型の退職代行は通常5万〜10万円が相場だ。みやびの8,800円は破格と言っていい。
- 料金:8,800円(税込)
- 弁護士が直接対応:労働組合ではなく弁護士本人が手続き
- 有給消化・未払い残業代の交渉:弁護士だからこそ可能
- 損害賠償への対応:会社から訴えると脅された場合にも対応できる
会社と揉めそうな場合は、最初から弁護士に頼んだ方がいい。通常の弁護士型退職代行は5万円以上するが、みやびならその6分の1以下で依頼できる。詳しい比較は「退職代行は弁護士に頼むべき?3種類の違いと弁護士型を選ぶべきケース」にまとめた。
弁護士法人みやび(退職代行) — 弁護士が直接対応。有給消化・未払い残業代の交渉も可能。
3つのサービスを比較する
ここまで紹介した3つのサービスを一覧で比較する。
| サービス | 料金 | 支払い方法 | 返金保証 | 運営 | 交渉権 |
|---|---|---|---|---|---|
| 即ヤメ | 後払い | 退職完了後に支払い | 退職できなければ0円 | 民間 | 要確認 |
| 辞スル | 10,000円 | 先払い | 全額返金保証 | 弁護士監修 | 弁護士監修 |
| みやび | 8,800円 | 先払い | — | 弁護士法人 | あり(弁護士) |
どれを選ぶべきか
状況別に整理する。
手元にお金がまったくない → 即ヤメ
後払いで使えるのは即ヤメだけだ。退職が完了するまで費用が発生しない。給料日前で1円も出せない、クレカの枠もない、という状況でも使える。
1万円は出せる → 辞スル
1万円出せるなら辞スルが最もバランスがいい。全額返金保証があるので、万が一退職できなくてもお金は戻ってくる。弁護士監修なので法的な安心感もある。
会社と揉めそう・残業代も回収したい → みやび
パワハラがある、損害賠償をちらつかされている、未払い残業代がある——こういった場合は弁護士に頼むべきだ。みやびなら8,800円で弁護士対応が受けられる。
有給消化の交渉で数日分の給与を取り戻せれば、8,800円は実質タダになる計算だ。
「お金がない」は退職しない理由にならない
ここまで読んで、「でも退職代行なんて使っていいのか」と思う人もいるかもしれない。
私も同じことを思っていた。借金があるのに退職代行に金を払うのか。もっと節約すべきじゃないのか。でも、精神的に限界を迎えた状態で働き続けた結果、心療内科の通院費や休職による収入減で、退職代行の費用の何倍もの損失が出る。
退職代行は「逃げ」ではない。自分を守るための合理的な選択肢だ。
退職を先延ばしにするコスト
退職代行の費用は1万〜2万円。一方、退職を先延ばしにした場合に発生しうるコストは以下の通りだ。
- 心療内科の通院費:1回あたり3,000〜5,000円 × 月2回 = 毎月1万円
- 抗うつ薬の薬代:毎月5,000〜8,000円
- 休職した場合の収入減:傷病手当金は給与の約3分の2
- 転職活動への悪影響:心身が回復してからでないと面接を受けられない
限界を超える前に辞める方が、経済的にも合理的だ。
退職後にやるべきこと
退職代行を使った後は、以下の手続きを順番に進める。
1. 失業保険の申請
退職後、ハローワークで失業保険の申請を行う。自己都合退職の場合、給付開始まで2ヶ月の待機期間がある(2025年の制度改正で短縮の可能性あり)。会社都合の場合は7日後から給付される。
パワハラが原因の退職は「特定理由離職者」として認定される可能性がある。この場合、給付制限なしで失業保険を受給できる。退職代行を使った場合でも、ハローワークに事情を説明すれば認定されるケースがある。
2. 健康保険の切り替え
退職すると社会保険から外れる。選択肢は3つある。
- 国民健康保険に加入:市区町村の役所で手続き
- 任意継続:退職後20日以内に手続きすれば、最大2年間は前の保険を継続できる
- 家族の扶養に入る:収入要件を満たせば最も安い
3. 借金がある場合は債務整理も検討する
退職で収入が途絶えると、借金の返済が行き詰まる。私もそうだった。
収入がなくなるタイミングで債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)を検討するのは、むしろ合理的だ。弁護士に相談すれば、返済を一時停止できる場合もある。詳しくは「借金500万で任意整理を相談した体験談」に書いた。
ADHDで仕事が続かない人へ
この記事を読んでいる人の中に、ADHDやその傾向がある人がいるかもしれない。
私自身、ADHD傾向があり、10回以上転職を繰り返してきた。衝動的に辞めたことも、限界まで我慢して心身を壊したこともある。どちらも正解ではなかった。
ADHDの特性がある人にとって、「退職を計画的に進める」こと自体が難しい。上司に面と向かって「辞めます」と言えない。引き止められると断れない。先延ばしにしているうちに状況が悪化する。
退職代行は、そういう人のためにある。退職の意思伝達を第三者に任せることで、自分は「辞めた後のこと」に集中できる。
- ADHDで仕事が続かない原因と向き合いたい人は →「ADHDで仕事が続かない原因と対処法」
- 衝動で辞める前に考えたい人は →「ADHDで仕事を辞めたい|衝動で辞める前に確認すべき5つのこと」
- 転職を繰り返してしまう人は →「ADHDで転職を繰り返す原因と対策」
まとめ:お金がなくても辞められる時代
お金がないから仕事を辞められない。かつてはそうだった。でも今は、後払いや低価格の退職代行サービスが存在する。
| 状況 | おすすめ | 料金 |
|---|---|---|
| 手元にお金がゼロ | 即ヤメ(後払い) | 後払い |
| 1万円は出せる | 辞スル(全額返金保証) | 10,000円 |
| 会社と揉めそう | みやび(弁護士対応) | 8,800円 |
大事なのは、限界を超える前に動くことだ。退職代行の費用よりも、心身を壊した時のコストの方がはるかに高い。
退職で悩んでいるなら
「辞めたいのに辞められない」なら、退職代行という選択肢がある。
即ヤメ(後払い退職代行) — 退職完了まで費用ゼロ。後払いで対応。
退職代行 辞スル(全額返金保証つき) — 弁護士監修。LINEで無料相談。
弁護士法人みやび(退職代行) — 弁護士が直接対応。有給消化・未払い残業代の交渉も可能。
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