DV相談はどこにすればいい?|24時間無料の相談窓口と相談の流れ

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DVの被害に遭っていても、「自分が悪い」「大げさかもしれない」と思ってしまい、誰にも相談できない人は多い。私自身、父から母への暴力を目の当たりにしながら、それを「相談すべきこと」だと認識するまでに長い時間がかかった。

この記事では、DVの相談窓口を網羅的に紹介する。24時間対応、匿名OK、男性でも利用できる窓口もある。まずは一歩を踏み出すための情報として活用してほしい。

目次

DVとは何か|定義と4つの種類

DV(ドメスティック・バイオレンス)は、配偶者やパートナーからの暴力を指す。殴る・蹴るといった身体的暴力だけがDVではない。

  1. 身体的DV — 殴る、蹴る、物を投げる、首を絞める
  2. 精神的DV(モラハラ) — 暴言、無視、人格否定、行動の監視・制限
  3. 経済的DV — 生活費を渡さない、仕事を辞めさせる、収入を管理する
  4. 性的DV — 性行為の強要、避妊に協力しない

内閣府の調査によれば、配偶者から暴力を受けた経験がある女性は約4人に1人。男性でも約5人に1人が被害を経験している。DVは決して珍しいことではない。

DV相談窓口一覧|無料・匿名で相談できる

DV相談プラス(内閣府)

内閣府が運営するDV相談プラスは、電話・メール・チャットの3つの方法で相談できる。24時間対応で、匿名でも利用可能。外国語にも対応しており、最も包括的な窓口だ。

  • 電話: 0120-279-889(24時間対応・通話料無料)
  • メール相談: 24時間受付(48時間以内に返信)
  • チャット相談: 12時〜22時
  • 外国語対応: 10言語

配偶者暴力相談支援センター

各都道府県に設置されている公的な相談窓口。対面での相談が可能で、シェルター(一時保護施設)への入所手続きも行える。最寄りのセンターは内閣府のサイトから検索できる。

警察(生活安全課)

身体的暴力がある場合、最寄りの警察署の生活安全課に相談できる。緊急時は迷わず110番を。DV被害の相談記録は、将来の保護命令申立てや離婚調停の際に証拠として活用できる。

法テラス(日本司法支援センター)

法テラスでは、DV被害者向けの法律相談を無料で受けられる。収入要件を満たせば弁護士費用の立替制度も利用可能。保護命令の申立てや離婚手続きについて、法的な助言をもらえる。

男性DV被害者の相談先

DVは女性だけの問題ではない。男性被害者向けの相談窓口として、DV相談プラスは性別を問わず利用できる。また、各自治体の男性相談窓口でもDV被害について相談を受け付けている。

DV相談をためらう理由と、それでも相談すべき理由

DVの被害者が相談に踏み切れない理由は、外から見るほど単純ではない。

  • 「殴られていないから DVではない」 — 精神的・経済的DVも立派なDV
  • 「自分にも非がある」 — 加害者が植え付けた罪悪感。客観的に見ればDVの手口
  • 「子どものために我慢すべき」 — 子どもにとってDV環境は深刻な悪影響を及ぼす
  • 「相談したら大事になる」 — 相談=離婚ではない。情報を得るだけでも価値がある
  • 「経済的に自立できない」 — 生活保護・母子手当など公的支援制度がある

私の母も「子どものために」と何年も耐えた。しかし結果的に、子どもだった私たち自身が機能不全家族の中で深い傷を負った。我慢は誰のためにもならない。

DV相談で聞かれること・準備しておくこと

初めての相談で「何を話せばいいか分からない」と不安に思う人も多い。事前に完璧に準備する必要はないが、以下の点を整理しておくとスムーズだ。

  • いつ頃から暴力や暴言が始まったか
  • 具体的にどんな行為があったか(頻度・内容)
  • 現在の同居・別居の状況
  • 子どもの有無と年齢
  • 経済状況(収入の有無、通帳の管理者)
  • 身体的暴力の場合、怪我の写真や診断書があるか

全てを覚えていなくても構わない。相談員が丁寧に聞き取ってくれるので、「話せる範囲で」で大丈夫だ。

「これってDV?」と迷ったら

DVの被害者の多くは、「自分が受けていることがDVなのか分からない」と語る。特に精神的DV(モラハラ)の場合、外から見える傷がないため、自分でも被害を認識しにくい。

以下のチェックリストに1つでも当てはまるなら、DV相談窓口に連絡する価値はある。

  • パートナーの顔色を常にうかがっている
  • 「お前が悪い」と言われ続けて、自分が悪いと思うようになった
  • パートナーの許可なしに外出や買い物ができない
  • 友人や家族との交流を制限されている
  • 生活費を十分にもらえていない、または収入を全て管理されている
  • 怒鳴られたり、物を投げられたりすることがある
  • パートナーが怒ると「殺す」「出て行け」などの言葉を使う

1つでも該当するなら、まずDV相談プラス(0120-279-889)に電話してみてほしい。相談したからといって、すぐに何かが動き出すわけではない。「話を聞いてもらうだけ」でも意味がある。

関連記事: モラハラ夫チェックリスト【全20項目】

相談後の選択肢

DVの相談をした後、すぐに何かを決める必要はない。自分の状況に応じて、段階的にステップを踏めばいい。

まずは情報収集

相談して「自分の状況はDVに該当するのか」「どんな支援があるのか」を知るだけでも大きな前進だ。知識があるだけで、いざというときの行動が変わる。

証拠の確保

暴言の録音、LINEのスクリーンショット、暴力による怪我の写真、日記形式の記録。これらは将来の法的手続きで重要な証拠になる。関連記事: 浮気の証拠の集め方

シェルターへの一時避難

身の危険がある場合、シェルター(一時保護施設)に避難できる。配偶者暴力相談支援センターや警察を通じて入所手続きが行われる。所在地は秘匿されるため、加害者に居場所を知られることはない。

保護命令の申立て

裁判所に保護命令を申し立てることで、加害者に対して「接近禁止命令」や「退去命令」を出してもらえる。違反すると刑事罰の対象になるため、一定の抑止力がある。

DV被害者が使える公的支援制度

DV被害者には、経済的な支援制度も用意されている。「お金がないから逃げられない」と思っている人は、以下の制度を確認してほしい。

  • 生活保護 — DVから逃れた直後で収入がない場合、申請できる。シェルター入所中でも申請可能
  • 児童扶養手当 — DV被害で別居中でも、子どもを養育していれば受給できるケースがある
  • 母子生活支援施設 — 18歳未満の子どもがいる母子を対象とした入所型の福祉施設
  • 住居確保給付金 — 離職・廃業した場合、家賃相当額を原則3ヶ月間支給

関連記事: モラハラ夫の特徴と対処法モラハラ夫と離婚したい

まずは専門家に相談してみませんか?

モラハラや離婚の問題は、一人で抱え込むほど出口が見えなくなります。専門家に状況を話すだけでも、具体的な選択肢が見えてきます。

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この記事を書いた人

宮瀬圭介(みやせ けいすけ)

ADHD診断済みの30代男性。FXで268万円の損失、借金500万円からの生活再建中。 プロフィール詳細 →

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この記事を書いた人

ADHD診断済みの30代男性。FXで268万円の損失、借金500万円からの生活再建中。機能不全家族・ADHD・借金について当事者視点で発信しています。

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